・2008年夏 河合様の体験
私達は、ＰＰＦの「日本の家庭を飾らずに留学生に体験してもらう」という趣旨に賛同し、留学生を受け入れ始めて数年、今年もかわいい留学生がやってきました。
バレリーウォンさん、アメリカ在住の２２歳の女の子でした。真面目で、言葉遣いはとても丁寧ですが初めて会ったにも関わらず、気さくに話のできるとてもかわいらしい女の子でした。
私たち夫婦は共稼ぎで、一緒にお出かけはできない、夜も遅くに帰宅するので、ホームステイ先としてはあまりよい環境ではありません。にもかかわらず、バレリーさんは１人で積極的にお出かけし帰宅後、今日お出かけした所をいろいろと説明してくれ、実際住んでいる私たちが関心するぐらいに、いろいろな観光地を巡り、情報を収集し逆に教えられることもありました。
私どもには中学生になる娘がおります。年齢が近いせいか、歌の趣味やドラマの趣味が合い、テレビの歌番組を見ながら一緒に歌ったりどの歌手が好き、あのドラマが良かったなど２人で大盛り上がりでした。
食事もできるだけ大阪らしい物を食べてもらおうといろいろ考えて作りましたが、どの食事にも興味を持って、なんでも食べてくれました
たこ焼きも途中で焦げ付いて大失敗したりとハプニングがありましたが、みんなでワイワイ大騒ぎしながら作って食べたのが良い思い出です
そして、最終日。お礼として、バレリーさんは朝ごはんを家族全員分用意してくれていました。仕事でお見送りをすることができなかったのですが、家に帰るととても丁寧なお礼状と、私たちが大好きなアイスクリームや飲み物を冷蔵庫に入れてくれていました。とても気遣いのある優しい女の子で、感動してしまいました。
私たちが、ホストファミリーとして受け入れをはじめてから数名の留学生を受け入れてきました。それぞれ個性があり、それぞれに思い出があります。しかし、皆に共通することは積極的で、吸収力の速さ。たくさんの事を経験し勉強したいという強い意欲。見習わなければと思う所が多々あり、私たちも勉強させていただいてます。そして留学生と一つ屋根の下で短期間ながら一緒に生活するという、なかなか経験することができない楽しい体験が出来る事にとても感謝し、これからもできる限り協力させていただければと思います。そしてこれからも、有意義な時間と思い出を作らせていただこうと思ってます。
